7/31現在: 中国女子のパリオリンピック代表メンバーを追記しました!
6月20日(木)18:30からBS-TBSで女子のネーションズリーグ準々決勝の日本対中国です!
連日、バレーボールの試合で忙しいですね。
女子のネーションズリーグ2024ファイナル1戦目(準々決勝)は、世界ランク6位(6月末時点)中国との試合です。同じアジアのライバル国、そしていつも強い!2つ前のリオ五輪の王者。
見逃すわけにはいきません。
試合がもっと面白くなるよう、中国の注目選手と代表メンバーの深堀りです!
#12 Li Y.Y. リ・エイエイ
アウトサイドヒッターの12番リ選手(24歳/192cm)は今大会予選ラウンド(24年6月末時点)ベストスコアラー(最多得点)ランク4。若手のエース。
トルコのバルガス選手、カナダのバンライク選手、日本の古賀選手に続く選手なので要注意。
中国のクラブチームに所属しており、国内リーグでは何度もアウトサイドヒッター賞を獲得しています。
23年のネーションズリーグでも同様のベストアタッカー賞(ランク1)を獲得しています。
#2 Zhu T. シュ・ティ
アウトサイドヒッターの2番シュ・ティ選手 (29歳)も198cmの長身で、過去中国では類を見ない?スーパーエースで2016年のリオオリンピックでは金メダルを獲得しています。
しかし、手首の故障やその手術によりしばらくプレーしていませんでした。
直近はイタリアのザビーノ・デルベーネ・スカンディッチに2年ほど所属していましたが、24年の今世界大会から代表に復帰とのこと。
出場した東京五輪でもシュ・ティ選手の2017年の手首の負傷がひとつの要因となり、
中国は東京五輪9位で終わっている!
東京五輪以来の代表復帰のため、個人的に注目したい!
今大会では、まだフルで出場はしていないようですが、まだシュ・ティ選手は若いですし、アメリカのラーソン選手のように30代後半でオリンピックは”4度目”になっても、スーパーエースでい続ける選手もいます。
今は温存しているのですかね、完全復帰したらますます強くなりますね!特筆しておきます。
→7/31追記
オリンピック予選ラウンドのPool Aでは、中国は3-2でアメリカを破りました。
※東京五輪では負けた相手です!
シュティ選手は12番リ・エイエイ選手の次の得点源となりました。
イタリアのクラブチーム「イモコ・ボレー」にも新たに入団し、ここから本領発揮となってくるでしょうか。イモコ・ボレーはブラジルのエース・ガビ選手がいるチームです。
ここからシュ・ティ選手の調子が上がってくるでしょうか!
#1 Yuan X.Y. エン・シンゲツ
ミドルブロッカーでキャプテンの1番エン選手(27歳)は202cmと男子並みの長身です。
今大会ベストスコアラーのランク11に位置しており、主な点数はブロックだけではなくスパイクです。
攻撃的なブロッカーに要注意です。
2016年のリオオリンピックで金メダルを獲得したときのメンバーでもありましたし、昨年のネーションズリーグで中国が2位を獲得したときは、ベストブロッカー(ランク4)でした。
NL2024では世界ランク1位のトルコやポーランドに勝利している強豪でリオオリンピックの王者でもある中国
NL2024で中国は、12試合中、カナダ、日本、イタリアの3試合敗戦しています。
が、中国はバルガス選手のいるトルコに3-2で勝利していますし、日本が負けたポーランドにもストレート勝ちをしています!
また、リオオリンピックでも金メダルを獲得しています。
次に紹介する今回の代表メンバーのうち
7/31追記:中国のパリオリンピック代表メンバー
セッター:
#3 Diao L.Y.(ディヤオ・リーユイ)
#16 Ding X.(ディン・シン)※リオ・東京五輪メンバー
アウトサイドヒッター:
#2 Zhu T.(シュ・ティ)※リオ・東京五輪エース/パリオリンピック予選Rアメリカ戦では2番目の得点源。
#9 Zhang C.N.(ジャン・チュンナン)※リオ・東京五輪メンバー
#12 Li Y.Y.(リ・インイン/エイエイ)※今大会エース/パリオリンピック予選Rアメリカ戦では26点の最多得点。パリ五輪準々決勝トルコ戦では25点獲得したが惜しくもフルセットで敗戦。
#21 Wu M.J.(ウー・ミンジエ)
オポジット:
#6 Gong X.Y.(ゴン・シャンユエ)※リオ・東京五輪メンバー/パリオリンピック予選Rアメリカ戦では3番目の得点源。
#14 Zheng Y.X.(ジェン・ヤンシア)
ミドルブロッカー:
#1 Yuan X.Y.(エン・シンゲツ)※キャプテンであり、リオ・東京五輪メンバー
#5 Gao Y.(ガオ・ユエ)
#7 Wang Y.Y.(ワン・ユエ)
リベロ:
#18 Wang M.J.(ワン・ミンジエ)※東京五輪メンバー
リザーブ:
#22 Zhuang Y.S.(ジュアン・ユエシャン)
NL2024ではあまり控えで目立っていなかった2番シュ・ティ選手ですが、パリオリンピックでは、リ・エイエイ選手の次の得点源。
アメリカにも3-2で勝って、オリンピックでは徐々に調子を上げているので、大エース復活か!?
まとめ
リオ五輪で優勝をした中国ですが、東京五輪ではシュ・ティ選手の手首の負傷により9位。
今年のパリ五輪では、必ず王者のプライドをかけてファイナルに進んでくるのではないでしょうか!
特に注目のエース12番リ エイエイ選手をはじめ、ミドルのエン選手、そして完全復帰を願う個人的にも注目のシュ・ティ選手、(そしてパリオリンピックの代表メンバー)の紹介でした。
パリ五輪前は温存されていたシュ・ティ選手もオリンピック予選ではアメリカ戦に出場し、2番目の得点源となり、かつてのエースのオーラを放ってきています。
中国のいるプールAはアメリカやセルビアもいて、ここで勝ち上がってくるチームはかなりの強豪ですね。
当の日本は、結果NL2024の準々決勝では中国に勝ちましたが、その時はシュ・ティ選手はほとんど出ていなかったと思います。(サーブだけ?)
ファイナルラウンドで当たった時には、フルメンバーで挑んでくると思いますので日本も負けていられないですね。
日本は、プールBでポーランド戦を落としてしまいましたが、次のブラジル戦とケニア戦は絶対勝ちましょう。
古賀選手を見られるのはこのパリオリンピックで最後ですので、絶対応援しなければ!
📝中国と同じパリオリンピック予選プールAのセルビア女子代表メンバー。
📝プールAアメリカ女子代表メンバー
📝大エースつながりで、過去に韓国のヨンギョン選手の記事も書きました!↓↓
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