ケニア女子バレー代表メンバー2024。注目は誰?どんな国?[パリオリンピック]

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女子バレーもネーションズリーグ2024で銀メダルを獲得し、文句なしのオリンピック出場が決まりましたね。ぎりぎりまでオリンピックに出場権獲得が決定しなかった状況で、ねばり強く戦ってきた選手の皆さんを、ほんとうに尊敬します。

8月3日20:00~(フジテレビ)対戦予定のケニア女子バレーチームですが、直近のネーションズリーグには出場していなかったので、未知数のチームでした。
しかし、調べてみたらおもしろかったです。

今回は、ケニアの代表チームについて、注目のエース、ケニアの国家、バレーの歴史、食文化などについても、試合直前や試合中本記事をご活用いただき楽しんでいただければと思います!

ケニア女子バレーのパリオリンピック代表メンバー

ケニア女子は世界ランク20位(24年7月17日World Volleyball公式HP調べ)のチームで、ケニア女子代表の五輪出場は2004年のアテネ大会以来パリ五輪で4度目です。

東京五輪では12か国中12位。
直近のフィリピンで行われたバレーボールチャレンジャーカップ世界大会 (2024年)では、準々決勝でプエトリコ(当大会銀メダル)に3-0で敗戦しましたが健闘の5位。

ケニアのパリ五輪メンバー

セッター:
#1 Mutinda 
#7 Emma

アウトサイドヒッター:
#2 Adhiambo(アディアンボ)※テレビではオロウチと放送されています。
#4 Kasaya(カサヤ
#13 Juliana(ジュリアナ)

オポジット:
#3 Pamella(パメラ)※パリ五輪初戦のブラジル戦でチーム内最多得点の7点。
#11 Simiyu(シミユ)

ミドルブロッカー:
#6 Belinda(ベリンダ) 
#8 Trizah(トリザ) 
#15 Lorine(ロリーヌ)
#19 Wisah(ウィサ)

リベロ: #16 Kundu(クンドゥ)

リザーブ: #5 Chumba (チュンバ)←オポジット

参照:Kenya Volleyball Olympic Games Paris 2024 (volleyballworld.com)

キャプテンは、ミドルブロッカーで8番のトリザ選手

リザーブの5番チュンバ選手(25歳/183cm)は東京五輪には出場し、日本対ケニアではチュンバ選手を筆頭に3セット目は負けそうなほどの接戦でした。
現在は、怪我から復活して今回のパリ五輪にも意気込みをかける選手。プレーできるか分かりませんが、迫力のあるスパイクを打つ選手です。

2024注目のエースは、元々サッカー選手だった!? #2 アディアンボ

アウトサイドヒッターでエースの2番アディアンボ選手(25歳/180cm)ですが、上述の2024のフィリピンで開催されたチャレンジャーカップでは、プエトリコ相手に22点を獲得した選手です。銀メダルのプエトリコには敗戦してしまいましたが、チームの中で最多得点を上げ、メキメキと実力を発揮しています。

アディアンボ選手のジャンプサーブもチームの得点源です。

アディアンボ選手は、そもそもケニアの西部の(首都ナイロビから北西のほうに進んだ)ウガンダの国境に近い小さな村で生まれ育ち、サッカーに親しんできましたが、ある日学校の先生にバレーボールをやるよう説得されてはじめたのがきっかけだそうです。

バレーボールに最初に触れたのは、サーブの時。『足』で蹴って入れたそうですので驚きです。

バスケからバレーは聞いたことがあるけど、サッカーからバレー!?
身体能力がずば抜けているのでは!?

プロのバレーボール選手になることは夢にも思っていなかったそうです。

アディアンボ選手が変化したのは2021年頃(?)ブラジルで行われたFIVB主催の10週間の強化トレーニングキャンプでした。
ウェイトトレーニングや試合での実践を重ね、身体的にも精神的にもレベルアップしたそうです!

 ケニアのクラブチームDCIとケニアパイプラインでその才能を開花し、海外ではトルコのクラブチームのタルススでも活躍。

現在はギリシャのクラブチーム・パニオニオスに所属して契約更新もしています。

今後もガビ選手、エゴヌ選手やバルガス選手のように、世界的に活躍するだろう注目の選手です。

8/3追記 #3 パメラ

オポジットの3番パメラ選手(22歳/172cm)も上述のようにパリ五輪、初戦ブラジルと2回戦目のポーランド戦ではチーム最多得点の選手で、アディアンボ選手が次に続いています。

とても若い選手です!

ケニアはこの両者が得点源と言えそうです。

ケニアはどんな国?

日本の国土の1.5倍くらいあるケニアはアフリカ大陸の東側にあって、『犬』の形をした国だと習ったことはありませんか?
筆者が幼少のころに勝手に『犬の形してるなぁ』と思っただけでしょうか・・・(その可能性も十分あります。)

大部分は標高1,100~1,800メートルの高地からなっているそうで、本州中部の日本アルプスや富士山まではいかないまでも、なかなかの高地ですね。

ケニアの言語は?!

言語はスワヒリ語英語です。
ケニアのバレー連盟の公式HPは英語だったのでわかりやすかったのですが、動画などでは英語ではないスワヒリ語と思われる言語で話す選手もいました。

ケニアの国技とバレーの歴史

ケニアはマラソン大国というイメージがありますが、イメージどおり、陸上競技やサッカーが盛んです。ボクシングにも出場する選手がいますよね。

当のバレーボールは…
1970年代後半頃から実は日本人がケニアの代表選手たちの指導や地域での普及活動を実施して以来盛んになったそうです。
アフリカ大陸の公式試合に出場できるようになったのはもっと後の数年後のことだそうですが、
1990年代から頭角を現しはじめ、毎年アフリカ大陸の試合では常に上位に。
2004年のアテネ大会が初のバレー五輪出場で、パリ五輪は4度目となります。

ケニアの食文化は?!


ケニアの主食として知られるのは「ウガリ」です。
トウモロコシの粉を練って蒸したり、湯で練り上げて作られ日本でいうご飯として食べられるような食材です。

余談ですが、筆者は、学生時代にメキシコ人に「タマリ/タマル」という食べ物を作ってもらったことがあり、その味が今でも忘れられません。とうもろこしの風味があって少し甘めのホットケーキのような温かい食べ物でした。甘くないものあるそうですが、その時は甘かったのです。
なんでも出来立てはおいしいのかもしれませんが、、ウガリもそれと似たようなものだとは思いますがどうでしょうか。

選手たちも食べているでしょうか・・・!

まとめ

ケニア女子バレーチームの紹介をさせていただきましたが、まだまだ深堀りができそうなので時間が許す限り追記したいと思っています。

前回東京五輪の際に得点源だったチュンバ選手をはじめ、同い年の25歳新星アディアンボ選手(そして若手パメラ選手)も今回間違いなく乗ってきている注目選手です。今後ケニアを牽引する選手ではないでしょうか。

ケニアの試合もますます楽しみになりますね。

真鍋監督は日本より下位チームなので必ず勝ちに行くとメディアに話しています。
日本はがんばってほしいですね!

パリオリンピック予選ラウンドPool Cの日本対ケニアは
8月3日(土)20:00~フジテレビで放送予定です。お見逃しなく。

がんばれ、日本!

📝男子バレーのブラン監督辞めないで。。

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