フェレ・レガース (Ferre Reggers)イケメン男子バレー選手ファイル#1

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ネーションズリーグシーズンが始まりました。初戦、男子バレーの日本対中国は3-0で日本が圧勝。

それでもティリ監督は、選手が試合中自分たちのことに集中し、日本人選手が必要な『courage』勇気/自信の大切さについて強調していました。

世界で活躍する選手は、臆さないメンタルの強さがありますよね。

外国人から見た、エース不在の日本に必要なメンタリティについて教えられたような気がしました。

今回は、そんな世界で活躍が期待されるベルギーのバレーボール選手についての話です。

24/25SuperLega(イタリアの国内最高峰リーグ)で優勝したトレンティーノの若きエース、そしてMVPを獲得したミキレット選手を
個人成績で上回る
選手がいました。

1人目はアフリカのマリ出身で、早くから海外リーグに挑戦しているノウモリ・ケイタ選手。

そして、
もう一人が今回の主人公でありベルギー出身のフェレ・レガース選手です。

ベルギー男子バレーの世界ランクは2025年5月時点で16位。決して強豪とは言えません。

しかし、レガース選手はイタリアのアリアンツミラノに所属する7番オポジットでチームを牽引するほどの選手に成長しているようです。

ちなみに、
15番アウトサイドヒッターの大塚選手のチームメイトです。

SuperLega24/25でアウトサイドヒッター大塚選手は
ムードメーカーでとても頑張っていて感動したのですが
オポジットのレガーズ選手は特別な光を放っていました。

ネーションズリーグにはベルギー代表は出場できませんが、
9月の世界選手権には出場してくれるでしょう。

フェレ・レガース選手のプロフィールや経歴についてです↓

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フェレ・レガース(Ferre Reggers) のプロフィール

出典:https://www.powervolleymilano.it/la-squadra/ferre-reggers

誕生日:2003年7月18日(21歳- 2025年5月時点)
身長:203cm
ポジション:オポジット
所属:アリアンツ・ミラノ
国籍:ベルギー
家族:同じバレーボール選手でオポジットのの兄Cisse Reggersがいる。
両親はバレーボールのプロ経験者ではない。

フェレ・レガースの経歴・戦績

個人賞を総なめする10代

レガース選手は15歳までリザーズ・ラボベーク・ルーヴェン(ベルギー)でプレー。

その後2年間ビルフォールデのトップスポーツスクールでトレーニング。

そして、2021年にVCマーセイク(ベルギーのバレーボールクラブチーム)に加入しました。

レガース選手は、若くしてベルギー代表チームに選出されると、
2020年のU19とU21のCEV欧州選手権でベストスコアラーとなりました。

後の21年FIVBバレーボール男子U19世界選手権でベストスコアラー

同年の西欧バレーボール協会(WEVZA)のU19の大会では、
ベルギーが優勝し、その大会のベストスコアラーそしてMVPを獲得しています。


2023年のパリオリンピック予選でも活躍しましたが、
出場権獲得まであと一歩のところでベルギーは敗退。

しかし、個人の成績としては、
予選トーナメント全参加者中、
堂々のベストスコアラーとなりました。

レガース選手現在→2023年にアリアンツ・ミラノ(イタリア)に移籍。→その名を世界に轟かせる未来は近い・・・


2023年にレガース選手は、イタリアのトップリーグであるスーパーレガのアリアンツ・ミラノに移籍しました。

ミラノ23/24シーズン

2023-2024は474ポイントを記録し、大会のトップスコアラーの仲間入りとなっいます。
上位には、ミキレット選手、カナダのマー選手、そして我らが日本のキャプテン石川選手など、
大エース級がいます。
イタリアリーグの驚きの新星
として注目されています。

ミラノはこの年3位に終わりました。

ミラノ24/25シーズン(★直近の成績)

2024-2025年スーパーレガでは個人で607ポイントも記録し、
わずか21歳という若さながらベストスコアラー部門
アタック部門でそれぞれ全体2位の成績を残しました。
※この年の1位はマリの新星ケイタ・ノウモリ選手でした。

ミラノをプレーオフ進出へと導き、チームは5位でシーズンを終了しています。

24年のチャレンジャーカップ(VNL出場を決める大会)でも、
レガース選手はベルギー代表として、
大会『ベストスコアラー』&『ベストアタッカー』になっています。
ベルギーは2位(中国が1位)で終えています

25/26も大塚選手とチームメイトとしてミラノで戦うことに!
レガース選手の名が日本に知れ渡る日はすぐそこかもしれない

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レガース選手の幼少期

レガース選手は幼少期からバレーボールに情熱を持ち、
自身によると「4〜5歳で初めてボールに触れた」とメディアに伝えています。

友人たちがジムでプレーしているのを見て参加してみたことが始まりだったそうで、
多くの選手がバレーボール選手の親を持つのとは異なり、
経験者がいない家庭でレガース選手は育ったそうです。

彼の友人は、レガース選手がずっとバレーのことを考えていると言っているそうで、
バレーボールにずっと情熱を傾けてきたことがうかがえます。

日本の石川選手のように、ヨーロッパでその名を轟かせています。

レガース選手は2025年の世界選手権に出場する?

男子世界選手権2025 第1ステージのグループ分け:
32チームが出場する世界選手権ですが、
レガース選手の率いるベルギーはF組となり、
イタリア、ウクライナ、アルジェリアと同じ組になります。

各グループ上位2チームが決勝ラウンドで進むそうですので、
32チーム中16チームが決勝ラウンドに進むことになります。

F組ではランク3に位置していますが、
今のベルギーは決勝に上がる可能性が十分にあります。

グループポジション1ポジション2ポジション3ポジション4
Aフィリピン (64)イラン (15)エジプト (20)チュニジア (24)
Bポーランド (1)オランダ (13)カタール (21)ルーマニア (26)
Cフランス (2)アルゼンチン (9)フィンランド(23)韓国 (28)
Dアメリカ (3)キューバ (12)ポルトガル (22)コロンビア (45)
Eスロベニア (4)ドイツ (8)ブルガリア (19)チリ (27)
Fイタリア (5)ウクライナ (14)ベルギー (16)アルジェリア(50)
G日本 (6)カナダ (11)トルコ (17)リビア (44)
Hブラジル (7)セルビア (10)チェコ (18)中国 (25)
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まとめ

フェレ・レガース選手は、
10代の頃からチームのエースとして数々の大会で活躍し、
現在ではヨーロッパ最高峰レベルのイタリアリーグで、
オポジットとしてトップレベルの選手に成長しているベルギーバレーボール界の新星です。

203cmの高身長と、優れた攻撃力とブロック力はさることながら、
彼の「バレーボールに生きる姿勢」と自己成長への情熱が、
現在の成功を支えていると思います。


ベルギーは現在世界ランク16位ですが、
レガース選手率いるベルギーがVNLに出場する未来は近いかもしれないです。

イタリアのアリアンツ・ミラノでのさらなる活躍と、
ベルギー代表としての国際舞台(世界選手権)での活躍をお祈りしています。

また、いつか日本代表と対戦する日が来ることを願っています!

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