全米大学選手権で2度のタイトルを獲得したUCLAのエースロビンソン(COOPER ROBINSON)選手。
今年はネーションズリーグ2025の世界大会で注目選手の一人となっています。
ロビンソン選手は、今年2025年8月で23歳。
25/26から広島サンダーズに入団するそうで、
そういった意味でも注目選手です。
若くてこれからキャリアをスタートする選手がSVリーグに入団するのは
とても前向きでいいニュースですね。
温かく日本に迎えてあげたいですし、
良い思い出を作ってほしいです。
そして、日本のSVリーグの魅力を他のアメリカの選手にも伝えていただき、
選手自身が有能な選手を引っ張ってきてくれたら好循環・・!?
有名選手がたくさん集まっているので、
SVリーグの25/26順位予想も難しくなってきました。
ロビンソン選手のプロフィールです↓
アメリカ男子 クーパー・ロビンソンのプロフィール

- 生年月日: 2002年8月8日(25年7月時点で22歳)
- 出身地: カリフォルニア州パシフィック・パリセーズ
- 身長: 202cm(6’7″)
- ポジション: アウトサイドヒッター
- 背番号: 18番(アメリカ代表)、11番(UCLA)、6番(広島サンダーズ)
- 出身校: Loyola High School → UCLA
- 家族構成:父のボブ、母のリーン、姉のジュリアとチャーリー
- 所属: UCLA ブルーインズ(Bruins)(2022-2025)、アメリカ代表チーム
- 休日に楽しむこと:友人とビーチに行くこと、Japanese Food(和食)を食べること、家族と過ごすこと、ビーチバレーをすること
- 好きなアスリート:コービー・ブライアント(レイカーズに所属していた元NBA選手)
ロビンソン選手もメンバー入りのアメリカ男子バレー代表一覧↓
ロビンソン選手はスポーツ一家出身
ロビンソン選手の家族はアスリートが多く、UCLAで競技をしている家族がいます。
父親のボブ(Bob)はUCLAで水球をし、母親のリーン(Leanne)は水泳選手でした。
叔父のSinjin SmithはUCLAで2度の全米チャンピオンに輝いたビーチバレーボール選手。
Sinjinの息子でありロビンソン選手の従兄Hagen SmithもUCLAのバレーボ―ル選手で現在ビーチバレーボール選手。
ロビンソン選手の姉にあたるジュリアとチャーリーもバレーボール経験者。
チャーリー(Charlie)はメリーマウント高校とUCサンタバーバラでバレーボールをプレーしていました。
バレーボールをはじめたきっかけ
バレーボールを追求するきっかけを与えたのは叔父のSinjin Smithだったと本人は語っています。
UCLAで2度の全国チャンピオンに輝いた叔父のスミス氏は、
ロサンゼルスの西部でビーチバレーボールキャンプを主催していました。
ロビンソン選手は、これらのキャンプに参加することでバレーボールを限りなくプレーすることができ、ここからバレーボ―ルへの情熱に火をつけたと語っています。
また、一足先にバレーボールを始めていた姉たちもロビンソン選手がバレーボールに進むきっかけになったようです。
NCAA(全米大学の大会)で2度優勝している大エース
UCLAとアメリカ代表出場大会と成績
シーズン | 大会名 | 成績 |
2022-23 | NCAA(全米大学体育協会大会) | 優勝 ←UCLA代表 |
MPSFカンファレンス(アメリカ西部地方大会) | 優勝 ←UCLA代表 | |
2023-24 | NCAA | 優勝 ←UCLA代表 |
パンアメリカンカップ(南北アメリカ大陸大会) | 準優勝 ←アメリカ代表として | |
NORCECAパンアメリカンカップ ファイナルシックス(北中米バレーボール連盟大会) | 優勝 ←アメリカ代表として | |
2024-25 | NCAA | 準優勝 ←UCLA代表 |
MPSFカンファレンス | 3位 ←UCLA代表 | |
FIVBネーションズリーグ2025 | 第1~第3週出場(2週まで、チーム内ベストスコアラー ←アメリカ代表として |
2025年NCAAシーズン成績:
- 総キル数: 365キル(成功したアタック数)
- アタック成功率: .388(NCAA10位)
- 試合成績: 28試合中21試合で2桁キル達成
- 15キル以上: 13試合で記録
2025年主な受賞歴:
- 2025年 MPSF Player of the Year(24年のメリック・マクヘンリー以来、UCLA史上7人目)
- 2025年 AVCA First Team All-American
- 2025年 All-MPSF First Team
- 2025年 AVCA National Player of the Week(シーズン中に7回、打率.500以上を記録)
- 2025年 MPSF Offensive Player of the Week(2回受賞)
現ネーションズリーグVNL 2025での活躍まとめ
第1週からMVP級のパフォーマンス:
- 第2週まで、チーム最多の90ポイントを記録(75アタック、7ブロック、8サーブエース)
- 対キューバ戦では18ポイント(12アタック、4ブロック、2エース)で勝利を牽引
- 第2週終了時点でチーム最多得点。←第3週も間違いなく活躍。
今後のキャリアは?
ロビンソン選手は、2025年6月にUCLAを卒業したばかりですが、
プロリーグができたばかりの日本・広島サンダーズで
プロのキャリアをスタートさせようとしています。
その前に、2025年ネーションズリーグの活躍と世界選手権を見守りたいと思います。
将来的にはオリンピック出場を目指していて、
父親から「君はオリンピック選手になれる」と言われた言葉を胸に、継続的な成長を続けているようです。
まとめ
クーパー・ロビンソン選手(23歳/202cm)は有能なスポーツ一家に育ち、
叔父であるSinjin Smithや姉たちの影響でバレーボールを始め、
UCLAではNCAAを2度制覇。
しかし、10代の時のロビンソン選手は、逆境と共にあったそうで、
他のトップ選手たちが高校のクラブバレーで頭角を現していく中、
16歳で最初のクラブチームからクビになったこともあるそうです。
困難を乗り越えた今、
UCLA後半から現在の代表で
アウトサイドヒッターとして高く評価されています。
2025年シーズンはMPSF年間最優秀選手や全米1stチームにも選出され、
VNL2025ではアメリカ代表の最多得点源として活躍中。
将来はオリンピック出場を目指しています。
日本のSVリーグ(広島サンダーズ)での経験がさらなる成長に繋がるといいですね。
コメント