スタジオドラゴンとは?日本支社や日韓共同ドラマ『初恋DOGs』の制作背景についても

Studio Dragon 2025 エンタメ
スポンサーリンク


過去にはいくつか共同制作ドラマで、お互いのリメイク版ドラマは多くあったものの、
日本の大手テレビ局(TBS)と共同制作して、
日韓の俳優をどちらも複数起用して作られたドラマは”あまり”多くなかったかもしれません。

今回の『愛の不時着』で有名なドラマ制作会社のスタジオドラゴンとTBSとの共同制作ドラマ『初恋DOGs』はそういった意味でも注目のドラマかもしれません。

筆者も含めて視聴者は勝手ですので、
ストーリーがあまりおもしろくない!などいう
日本人の声がXなどであったりしますが、、、。

正直なところ、
共同制作は想像以上に苦労するはずです。。。

ましてや、今回は韓国でもこのドラマが放送されている(これから放送される)?
そうなので込み合った話になってきます。

というのも、日本人と韓国人好みのドラマを制作するためには、
それぞれ各国で制作していたほうが面白いドラマになるのでは?!
と頭をよぎりませんか。。。

撮影スタイルも全く異なるので、
日本の俳優陣がカルチャーショックを受けていないかなども気になります。

逆に、韓国人の俳優やスタッフが日本の視聴者向けにおもしろいコンテンツをどう作るかは手探り状態ではないかとも思います。

今まで韓国ドラマは日本でヒットしていますが、
果たしてそう簡単なのか・・・?

しかし、今回のような取り組みは斬新で
ありそうでなかった取り組みだと思いますので、
そういった意味ですごく筆者も注目したいスタジオドラゴンのドラマのひとつです。

気になるスタジオドラゴンや知られざる日本支社、
ドラマ制作の背景などひも解いていきます!


📝初恋DOGs韓国人キャストについても↓

スポンサーリンク

スタジオドラゴン(STUDIO Dragon)はドラマ制作専門会社

スタジオドラゴンは2016年5月に韓国で設立された比較的新しい企業です。

背景には韓国の大手財閥CJグループがあり、
CJグループ傘下の総合コンテンツ企業「CJ ENMCJ ENTERTAINMENT ANMERCHANDISING)」のドラマ事業部門が分割されて設立された会社がSTUDIO Dragon (以下スタジオドラゴン)です。

※CJ ENMには有名な総合エンタメチャンネルのTvNなどがあります。

韓国のスタジオドラゴンは、
CJ ENMの子会社という位置づけになります。

CJグループは、食品、バイオ、物流、文化(エンタメなど)商材が多岐にわたる大手企業で、食品でいえば、日本でも有名な「ダシダ」という調味料を開発・販売しています!

CJグループ傘下のCJ ENMの子会社であるスタジオドラゴンは、
設立から年数は浅いものの、
実質的にはCJ ENMが持つ豊富なドラマ制作実績やコネクションを引き継いでいるとうことですね!

韓国エンターテインメント業界内最大手?でドラマ制作において一定の影響力を持つ企業として位置づけられるということのようです。

直近でスタジオドラゴンが制作したドラマ
涙の女王
となりのMr.パーフェクト
愛の不時着
などそのほか多数。

スポンサーリンク

スタジオドラゴンの日本支社について

スタジオドラゴンの日本支社は、
正式名『Studio Dragon Japan株式会社』といい、
スタジオドラゴンジャパンと読むそうです。
東京都港区西新橋2丁目7-4CJビルに所在する法人で2022年に設立されています。

ホームページはなく、スタジオドラゴン(韓国)のホームぺージで確認すると、
May 2022.….the Launch of joint venture in Japan “Studio Dragon Japan”(一部抜粋)とあります。

つまり、Studio Dragon Japan株式会社は、
2022年5月、STUDIO Dragon、CJ ENM、Naver Webtoon間で立ち上げられた”ジョイントベンチャー(合弁会社)”ということになります。

気になるスタジオドラゴンの日本支社が実際はどのようにドラマの制作にかかわっているのかということはよくわかりませんでした。

また、スタジオドラゴンの日本支社という言い方もそもそも間違っているかもしれません。
というのも、上記のように3社合弁の会社で出資比率が不明だからです。

スポンサーリンク

『初恋DOGs』の原作は日韓合弁のStudio TooN →ドラマ実写化がTBSとスタジオドラゴンのタッグ

今回の新ドラマ『初恋DOGs』で例えると、
原作は、TBS、SHINE Partners、NAVER WEBTOONの日韓3社合弁で設立したwebtoon制作会社「Studio TooN」により制作されたもので、
原作から日韓合同の作品ということになるそうです。

原作の時点でTBSが介入しているということがわかります。

いざマンガの実写化ということになり、
ドラマ制作に強いスタジオドラゴンとTBSがタッグを組んだということですね。

また、NAVER Webtoonの存在も大きい今回の新ドラマです。

NAVER Webtoonとは、韓国のデジタルコミックプラットフォームの会社です。
日本でよく知られている、『LINEマンガ』はこのNAVER Webtoonの日本系列会社『LINE Digital Frontier株式会社』によって運営されています。

スポンサーリンク

まとめ

スタジオドラゴンとTBSによる共同制作ドラマ『初恋DOGs』は、
日韓の俳優も起用し、両国で放送される注目作です。

原作の制作段階から日韓のSTUDIO TOONという会社にて連携がなされており、
実写化にはCJ ENM傘下のスタジオドラゴンが加わり、TBSとタッグを組んでいます。

スタジオドラゴンは2016年にCJ ENMから独立した子会社で、
日本法人「Studio Dragon Japan株式会社」は2022年にNAVER Webtoon、CJ ENM、そしてスタジオドラゴン3社で出資されてできた会社となります。

複数の企業が出資して連携しているため混乱しますが、
日韓の文化や撮影手法の違いなど課題がありながらも、
国境を越えた新しい試みとして注目したいコンテンツのひとつです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました