ペルージャは、24/25欧州チャンピオンズリーグとスーペルコッパで優勝。
イタリアリーグのスーペルレガ(セリエA)とコッパイタリアでは3位の成績でした。
石川選手は、24/25で出場しなかった試合もありながらも、
長いスーペルレガの最終試合でチームのベストスコアラーになったり、
スーペルコッパではMVPになったりと、
存在感を示していました。
また、ペルージャは今年もベストセッターやMVPを立て続けに獲得している
長身のジャネッリ選手が繰り広げるプレーが何といっても見どころでもあります。
ミドルのアルゼンチン代表キャプテンを務めるロセル選手も個人的には見たい。
石川選手の所属するペルージャについてまとめます。
25/26シーズン:ペルージャメンバー一覧
ポジション | 背番号&選手名 | 日本語選手名 | 誕生年/ 身長/出身地 | その他 |
---|---|---|---|---|
セッター | 2 Bryan Argilagos | ブライアン・アルジラゴス | 2007年/199cm/ イタリア | 新たな若き高身長セッター/Alexeis Argilagos(OH)の息子 |
6 Simone Giannelli | シモーネ・ジャネッリ | 1996年/200cm/イタリア | 24/25イタリアリーグ145得点/ツーアタックやサーブも強みとする攻撃型セッター。/24/25欧州チャンピオンズリーグMVP/2025VNL&世界バレーベストセッター | |
オポジット | 5 Gabrijel Cvanciger | ガブリエル・ツヴァンチガー | 2003年/201cm/クロアチア | 新メンバーで23/24クロアチアリーグのベストスコアラー |
10 Wassim Ben Tara | ワシム・ベンタラ | 1996年/203cm/チュニジア | 24/25イタリアリーグチーム内ベストスコアラー(437得点)/24/25欧州チャンピオンズリーグベストオポジット | |
アウトサイドヒッター | 4 Donovan Džavoronok | ドノヴァン・ジャヴォロノク | 1997年/202cm/チェコ共和国 | 24/25ラナ・ヴェローナ→25/26からペルージャ/怪我のため手術・リハビリを行っていた。今期復帰か。 |
14 Yūki Ishikawa | 石川 祐希 | 1995年/192cm/日本 | 24/25イタリアリーグチーム内4番目得点源(259得点)/最終試合ピアツェンツァ戦では18得点のチーム最多/2024 Supercoppa MVP | |
16 Kamil Semeniuk | カミル・セメニュク | 1996年/194cm/ポーランド | 24/25イタリアリーグチーム内3番目得点源(330得点) | |
17 Oleh Plotnytskyi | オレイ・プロトニスキ | 1997年/194cm/ウクライナ | 24/25イタリアリーグチーム内2番目得点源(370得点のうちサーブ71得点)&ベストサーバー | |
ミドルブロッカー | 8 Agustín Loser | アグスティン・ロセル | 1997年/201cm/アルゼンチン | 24/25イタリアリーグ256得点(内ブロック61得点) |
11 Sebastián Solé | セバスチャン・ソレ | 1991年/200cm/アルゼンチン | 24/25イタリアリーグ144得点(内ブロック41得点) | |
19 Roberto Russo | ロベルト・ルッソ | 1997年/207cm/イタリア | 24/25イタリアリーグ98得点 | |
22 Federico Crosato | フェデリコ・クロサート | 2002年/200cm/イタリア | 新メンバー | |
リベロ | 13 Massimo Colaci | マッシモ・コラチ | 1985年/185cm/イタリア | メインリベロ |
20 Marco Gaggini | マルコ・ガッジーニ | 2002年/184cm/イタリア | ||
監督 | Angelo Lorenzetti | アンジェロ・ロレンツェッティ | ヘッドコーチ/イタリア | |
Michael Angeletti | ミカエル・アンジェレッティ | アナリスト/イタリア | ||
Davide Candellaro | ダビデ・カンデラーロ | チームマネージャー/イタリア | ||
Gino Sirci | ジーノ・シルチ | 代表/イタリア |
オポジットの10番ワシム・ベンタラは24/25ベストスコアラー
24/25にチーム内ベストスコアラーだったチュニジアのワシム・ベンタラ選手。
世界バレーにはチュニジア代表として出場していなかったようですが、
欧州チャンピオンズリーグではベストオポジットとなっている選手です。
アウトサイドヒッターは17番プロトニツキ、16番セミュニク、14番石川、怪我から復帰した4番ジャヴォロノク
どの選手も一流なので、スタメン予想は難しいです。
むしろ後半から入って最後に決め切ってくれる選手も重要と考える今日この頃です。
どの選手も素晴らしい。
”新星18歳セッター”2番アルジラゴスにも注目
ジャネッリ選手の後釜になる可能性もある、
若き高身長セッターアルジラゴス選手(18歳/199cm)にも注目です。
アルジラゴス選手の父であるブライアン・アルジラゴス氏(キューバ系イタリア人)はイタリアのA2チャンピオンシップで6シーズンプレーし、現在はイタリアクラブチーム(セリエD)の監督となっています。
まとめ
25/26シーズンのペルージャは、
前期に欧州チャンピオンズリーグとスーペルコッパを制し、
イタリアリーグとコッパイタリアで3位と好成績。
注目はオポジットのワシム・ベンタラ選手。
24/25に437得点でチーム最多、欧州CLでもベストオポジットを受賞しました。
アウトサイドヒッターはプロトニツキ選手(370得点・ベストサーバー)、
セメニュク(330得点)選手、
石川祐希選手(259得点・Supercoppa MVP)、
怪我から復帰するジャヴォロノク選手と豪華布陣です。
セッターは攻撃的な司令塔ジャネッリ選手に加え、
18歳で199cmの新星アルジラゴス選手が加入。
ミドルは世界バレーでも活躍したロセル選手、ルッソ選手が揃い、
リベロは経験豊富なコラチ選手が。
ミドルのロセル選手は石川選手と相性いいですよね。
誰がスタメンでもおかしくない層の厚さで、
今季のイタリアリーグ(セリエA1)では優勝を狙ってくるはずです。
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