2025年から東京グレイトベアーズに移籍した
ルチアーノ・ヴィセンティン(Luciano Vicentín)選手は、
直近世界バレー(2025)でチーム一の得点源として活躍した若きアルゼンチン代表のエース。
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下記ルチアーノ・ヴィセンティン選手についてまとめます↓↓
ルチアーノ・ヴィセンティン(Luciano Vicentín)プロフィール
基本情報:

- 生年月日: 2000年4月4日(25歳)
- 出身地: アルゼンチン
- 身長・体重: 199cm・98kg
- ポジション: アウトサイドヒッター
- 利き腕: 右
- スパイク到達点: 365cm
- ブロック到達点: 340cm
- 背番号: 17番(アルゼンチン代表&東京グレートベアーズ)
代表&クラブ歴
年 | 代表歴 | クラブ歴 |
---|---|---|
2017 | 2017/18 Paracao Vóley(アルゼンチン) | |
2018 | 2018/20 River Plate(アルゼンチン) | |
2019 | アルゼンチン代表入り / 南米選手権 出場 | |
2020 | 2020/21 TS BBTS Bielsko-Biała(ポーランド) | |
2021 | 2021/23 VfBフリードリヒスハーフェン(ドイツ) ドイツカップ優勝(21-22) | |
2023 | 南米選手権 優勝&MVP | 2023/24 Ziraat Bankası(トルコ)トルコスーパーカップ優勝 / CEVチャンピオンズリーグ銅メダル |
2024 | バレーボールネーションズリーグ出場/パリオリンピック出場 | 2024/25 ヤストシェンブスキ・ヴェンギェル(ポーランド)ポーランドカップ優勝 / CEVチャンピオンズリーグ銅メダル |
2025 | バレーボールネーションズリーグ出場/ 世界バレー出場(チーム内ベストスコアラー) | 2025/26 東京グレートベアーズ(日本) |
プレースタイル
ヴィセンティン選手は199cmの長身と抜群の跳躍力を活かし、
高打点からのパワフルなスパイクで得点を量産するアウトサイドヒッター。
ドイツ、ポーランド、トルコなどの強豪のリーグで鍛え上げられた精神力や技術面が下記のような代表でも活かされています。
最近の活躍
代表となったのは2019年ですが、
コロナ禍などで代表活動にも制限がありました。
23年の南米選手権優勝&MVPを皮切りに、
アルゼンチン代表の若きエースとして頭角を現しています。
世界バレーのフランス戦で勝利&ベストスコアラー
世界バレーではセッターのデ・チェッコ選手も参戦。
相手のフランスはパリ五輪の層々たるメンバーだったにも関わらず、
アルゼンチンはフランスにフルセットの末に勝利し、
ヴィセンティン選手はチーム内ベストスコアラーとして、
世界バレー2025のベスト16進出に貢献。
メンタル管理
ヴィセンティン選手はFIVBへのインタビューで、
トップレベルの競技中に強いストレスがあると、
試合中にふくらはぎがつるなどけいれんを引き起こすこともあると明かしていて、「筋肉が硬直する前に、心が先に硬くなることがある」と語っています。
彼はセラピストとともに、心の整理や呼吸法などの対処法を身につけてきました。
ポーランド戦や、上記フランス戦の第5セットで再びこの問題に直面していますが、
落ち着いて勝利を決めるポイントをつかみ取ったそうです。
ヴィセンティン選手は、
試合を決定づける局面でも冷静にプレーして得点を重ねる、
エースとして重要な精神力を持つ選手ということがわかります。
直近のネーションズリーグ&世界バレー統計情報
左がネーションズリーグ2025→右が世界バレー2025
- 総得点: 84点→59点
- 1試合平均得点: 7点 → 14.75点
- アタック得点: 68点→50点
- アタック成功率: 40.24% → 50.0%
- ブロック得点: 10点→6点
- サーブ得点: 6点→3点
世界バレーでは1試合あたりの平均得点がネーションズリーグの倍にあたる14.75点。
アタック成功率も50%にアップ。
チーム最多得点でチームに貢献しています!
本人のインスタグラム
ご本人のインスタはバレーボール中心となっています。
まとめ
ルシアーノ・ヴィセンティン選手は、
にんまり笑顔が魅力的な若きアルゼンチン代表のアウトサイドヒッター。
199cmの長身と抜群の跳躍力を活かし、
最高到達点365cmから繰り出す高打点スパイクを武器に
得点を量産するオールラウンドプレーヤー。
これまでヨーロッパの強豪リーグで経験を積んできた彼が、
直近代表戦の世界バレーでもチームベストスコアラーとなり好成績を残しました。
同年一緒に入団したスロベニアのMBコザメルニク選手やポーランドのOPクレク選手と共に
日本のバレーボール界でどのような影響を与えるか注目です!
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