8/4速報 日本の準々決勝の相手はイタリア。準決勝でフランスかドイツ。そして決勝では、アメリカ、ブラジル、スロベニア、ポーランドのいずれか勝ったチームとなりました!イタリアの相手メンバーは↓
日本男子バレーがほんとに強くなりましたね。
直近パリ五輪予選ラウンドPool Cのアメリカ戦では、日本が3セット目に1セットを奪い返しましたが、3-1で負けてしまいました。しかし、準々決勝に進出です。
1セットを取れば次に進めるということがわかっていたのか、後半のセットは石川選手がほとんど出ていなかったですね。石川選手がいなくてもラン選手や大塚選手、西田選手が得点を稼いでくれました。
特筆すべきは、日本のディグ(アタックレシーブ)がアメリカより強かった点。
実際に山本選手は、ブラジルのテールズ選手や、スロベニアのコヴァチッチ選手に続いてディグ数がナンバー3です(24/8/3時点)。
セッター関田選手も安定してトス回ししてくれました。
サーブミスが目立ちましたが、アメリカも何度もミスをしていたのでかなり疲弊していたのがわかりました。
今回は、準々決勝直前の結果を踏まえて、各国の注目選手についてまとめました。
特にまだ予選の試合が始まっていない、イタリアVSポーランドが個人的にとても気になっています。
ファイナルでもこの両国は上位に上がってくるはずですし、この結果で決勝のトーナメントが決まります。(→イタリアが勝利!)
それではまとめです。
男子バレーパリ五輪予選ラウンド 結果
下記パリ五輪予選ラウンドはまだ終わっていないですが、準々決勝に進んだ国が決まりましたのでまとめます。
Pool Aからスロベニア、フランス。※セルビア、カナダが残念ながら敗退。
死闘と言われたPool B からイタリア、ポーランド、ブラジル。※エジプトが敗退。
Pool Cからアメリカ、ドイツ、日本。※アルゼンチンが敗退。
予選ラウンドで残る試合は8/3時点で↓
①Pool Bのポーランド対イタリア この対決はメダル獲得が有望視されている国どおしの戦いだと思いますので結果だけでも絶対見逃せません!また、日本の準々決勝の相手も決まる試合です。(イタリアかポーランドか、またはアメリカか。予選ラウンドで1位のチームとの対戦です。→イタリアに決定!)直近のNL2024のファイナルでは、フランス、日本に続いてポーランドが3位でしたね。イタリアが4位。接戦が予想されます。
②Pool Aのカナダ対セルビア この両国はすでに敗退が決定していますが、世界ランキングにもつながってくると思いますので最後まで見逃せませんね。
Pool A(グループA)
スロベニア代表メンバーについて
今回、スロベニアは、予選ラウンドでフランスに勝って1位通過してます。
エースのT.シュテルン選手がやはり躍動しています。8/3時点でベストスコアラーです。
※ちなみに、シュテルン選手の次の最多得点選手は”西田選手”→そしてブラジルのダルラン選手(8/3時点)
→スロベニア代表メンバー
スロベニアのベストディガーはコバチッチ選手(全体ランク2)ですが、シュテルン選手やウルナウト選手も実はディグがうまい。
シュテルン選手以外の選手も躍動してくると、この国はほんとに末恐ろしいチームです。
フランス代表メンバーについて
フランスはスロベニアに負けていますが、前回オリンピック王者ですし、選手層も厚くまだまだ底力がある国です。パトリ選手とヌガペト選手、次にクレブノ選手が予選ではチーム最多の得点源でした。
Pool B(グループB) ←まだ終わっていない予選グループB
ポーランド代表メンバーについて
NL2024ではほとんど出場していなかったレオン選手が現時点でやはりチーム最多得点です。
この選手がいるポーランドはより強いです。現在世界ランク1位の国ですのでメダルも有望視されているのではないでしょうか!
日本はこの国に準々決勝で当たった場合、壁となってきますので全力で応援したいですね。
イタリア代表メンバーについて
Pool Bのポーランドとイタリアの試合がまだ終わっていないですが、この国も現時点では最多得点がロマノ選手でブラジル戦では20得点。
ミケレット選手などがまだまだ本領発揮していないのではないでしょうか!
ポーランド戦で活躍する選手はどの選手でしょう。
速報→イタリアがポーランドに勝ちました。イタリアのロマノ選手20得点、ミケレット選手17得点、そしてラビア選手が続きます。ミケレット選手もやはり本領発揮してきましたね。ロマノ選手もさすが実力がある選手ですね。
イタリアが日本の準々決勝の相手ということが決まりましたので、メンバー要チェック↓↓
Pool C(グループC)
アメリカ代表メンバーについて
アメリカとの試合は日本はおそらく4年ぶり?くらい久々の対戦だったようですが、長年古株の選手の壁が厚かったですね。パリ五輪予選ラウンドが終わった時点のアメリカのチーム内最多得点選手(8/3時点)は日本のジェイテクトに入団したデファルコ選手→ラッセル選手→そして今回パリ五輪4度目出場のアンダーソン選手です。
ドイツ代表メンバーについて
ダークホースと呼ばれたドイツには、やはりNL2024に出ていなかったクロゼル選手をはじめとした攻撃陣。予選ラウンドが終わった時点で、今のところクロゼル選手がチーム内最多得点選手。続いてカーリツェク選手。
ドイツはブロックが強い!中でもチーム内1位のブロッカーはクロゼル選手でした。続いてブレーメ選手です。長身のブロックが強い。日本はかなり苦しめられました。
ともかく、12チーム中8チームが準々決勝進出ですが、これを見ているとPool AもCもかなりの死闘だったような気がします。。。
敗戦した国
カナダ
日本は、今回当たりませんでしたが、NL2024でカナダに負けたことがあったので強豪が落ちるのは残念です。カナダを率いるエースのマー選手がもっと見たかったですね。
アルゼンチン
アルゼンチンはサッカーでもそうですがアグレッシブでした。
日本対アルゼンチンの時には、審判への抗議でレッドカードがでましたが、このしつこさは見習うところがあるかもしれません。
個人的にはベテランのコンテ&デ・セッコ選手のコラボが見られたことはよかったですし、
20代のリマ選手やロゼル選手もよく日本も苦しめられましたね。
前回東京五輪順位
東京五輪では、フランスが首位、ロシアは今回出場していないですが、3位のアルゼンチンは負けてしまいました。続くブラジル、ポーランド、イタリアも強豪国ですし、今回はアメリカもベテラン選手+若手が脅威です。そしてスロベニアやドイツ、われらが日本も今年は強い!
ほんとにどこが勝ってもおかしくないですね。
東京五輪順位
- フランス
- ROC(ロシアオリンピック委員会)
- アルゼンチン
- ブラジル
- ポーランド
- イタリア
- 日本
- カナダ
- イラン
- アメリカ
- チュニジア
- ベネズエラ
まとめ
予選ラウンドのポーランドVSイタリアと、カナダVSセルビア2試合残っていますので、それに注目。
そのあとはいよいよパリ五輪ファイナルラウンドです。
前回オリンピック王者のフランスも、ポーランドも、イタリアも、アメリカも、ほかすべての国が実力が拮抗しているので、日本はその中でフルセットでも諦めず勝ちにいきたいです。
そもそも、日本男子バレーは52年ぶりのメダル獲得を目指しています。
準々決勝に進んだ日本は素晴らしいですが、メダル獲得への重圧がすごいと思います。
しかし、ここまできたらおもしろい試合がみれたらいいような気がします。
ブラン監督は、直前のメディアへのインタビューで「メダルを獲得すること」を目標としているようですが、上記のような強豪チームがひしめく戦いで、個人的には銅メダルでも、たとえ取れなくてもただずっとおもしろい試合がみていたい・・・というのが本音です。
メダルを獲得して日本らしい『つなぐ』試合ができれば最高の結果なのではないでしょうか。
日本代表監督しては最後のブラン監督にはなむけしてあげたいというのはありますね。
そして、キャプテン石川選手率いるチームの集大成を楽しみに観戦したいと思います。
準々決勝の相手がどの国になるか? 楽しみです!
→日本代表メンバーのみどころも過去記事にしました。
どの選手もキャプテン石川選手だけに頼らないすばらしいエースだと思ってます。
コメント