カナダ女子バレー代表メンバー2025バンライク不在の第2&3週ネーションズリーグ

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昨年、カナダ女子は惜しくもパリ五輪の切符を逃してしまいました。

パリ五輪の直前のネーションズリーグ2024では
残りのオリンピック枠をかけた
熱い闘いが行われていた
のを覚えているでしょうか。

特に、女子チームで注目だったのはカナダとオランダです。

というのも、残りのパリ五輪出場枠は9位まででしたが、
あの時カナダの世界ランキングは10位でぎりぎり落選の位置にいたからです。

その一つ上の9位にいたのがオランダです。

パリ五輪の最後の枠をかけ、
カナダはVNL2024の3週目まで勝ち点を得なければならず
厳しい闘いが繰り広げられていました。

しかも、
オランダ女子とカナダ女子との差はわずか2ポイントほどでしたので
3週目が本当に勝負どころでした。

特に注目の試合が2024年6月14日第3週福岡大会のオランダVSカナダがちんこ勝負。

その時カナダチームを牽引していたのが、
バンライク選手はじめ、ベテランのグレイ選手やマグリオ選手など
国際的にも活躍するメンバー。
バンライク選手とグレイ選手が共に17点とチーム最多得点を獲得。
続いてマグリオ選手11点、ホワイト選手6点。OHジョンソン選手4点の
セッターブリー選手が1点。

結局オランダ女子がカナダをストレートで破り、
カナダのパリ五輪出場の道は、ほぼなくなった瞬間でした。

あのカナダの悔しさは図り知れなかったことでしょう。

日本女子もまた、昨年のVNL2024はパリ五輪の切符をかけた戦いでした。
この第3週のカナダVSオランダの前日6月13日、
日本はカナダにフルセットの末負けていた
事も書き留めておきます。
日本戦では、グレイ選手が30ポイント、続いてバンライク選手が27ポイント。
日本の最多得点は古賀選手の20ポイント、続く林琴奈選手の13ポイントでした。

次のロス五輪に向け、
カナダ女子も見逃せないチームとなります。

カナダ女子メンバーのまとめです。

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2025年カナダ女子バレー代表メンバー※2025年7月9日時点

S=セッター
OH=アウトサイドヒッター
O=オポジット
MB=ミドルブロッカー
L=リベロ

カナダ女子代表 ★第3週メンバー

ポジション背番号&選手名日本語選手名備考
S22 Allardアラード26歳 / 184cm / オー・カー・ジェレズニチャル(セルビア)
S26 Pellandペランド26歳 / 179cm / テネリフェ(スペイン)
OH11 Mitrovicミトロビッチ26歳 / 187cm / 第1~2週チーム4番目得点源 / ベトナムリーグ→25/26 LOVB(アメリカ)
OH14 Johnsonジョンソン27歳 / 185cm / 第1~2週チーム2番目得点源 / アイドゥン(トルコ)→25/26ミナス(ブラジル)
OH16 Guezenギューゼン19歳 / 190cm / OHアルバータ大学(カナダ)
OH17 Jostヨースト25歳 / 173cm / アーヘン(ドイツ) / リベロ
OH28 Surinxスリンクス20歳 / 185cm / マニトバ大学(カナダ)
O18 Smrekスムレク21歳 / 205cm / オポジット2番手得点源/ ミラノ→25/26アラス・カルゴ(トルコ)
O20 Borowskiボロウスキ22歳 / 188cm / ブリティッシュコロンビア大学(カナダ)
MB6 Jazmine Whiteジャズミン・ホワイト31歳 / 186cm / フランスリーグ→25/26 LOVB(アメリカ)
MB19 Maglioマグリオ28歳 / 191cm / 第1~2週チーム3番目得点源 / ベシクタシュ→25/26エジザジュバシュ・ダイナビット(トルコ)
MB27 Thokbuomトクブオム25歳 / 186cm / シャルー・ボレ(ベルギー)→25/26メガボックス・ヴォッリ・ヴァッレフォーリア(イタリア)
L1 Georgiadisジョージアディス23歳 / 168cm / カリフォルニア州立大学ベイカーズフィールド校(アメリカ)
L5 Murmannマーマン22歳 / 181cm / トロント大学
監督Giovanni Guidettiジョバンニ・グイデッティ
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バンライク ←第2&3週欠場

カナダのエース3番バンライク選手(26歳/188cm)は
VNL2025の第1週目のみ出場し、カナダの最多得点選手でした。

グイディエッティ新監督が指揮するトルコのバクフバンクに所属しており、
24/25は優勝してベストサーバーに。
文句なしで国際的に活躍している選手です。

このバンライク選手不出場のカナダは貴重な経験を積んでいることでしょう。

そんな中でも、長身オポジットの18番スムレク選手(オポジット/21歳/205cm)は2週目から特に奮ってきています。

グレイ ←欠場

アウトサイドヒッターのグレイ選手(30歳/185cm)は今大会欠場です。
グレイ選手の穴を埋められるスター選手も今後も必要になってきます。

現在は前回も出場した14番ジョンソン選手11番ミトロヴィッチ選手がチームを牽引しています。

グレイ選手はトルコのエジザジュバシュ・ダイナビットから
25/26はアメリカの新リーグLOVBへ移籍。

カナダの選手も、アメリカのLOVBへ移籍する方が急増しているようです。
故郷から近いリーグがあったほうが、家族が近いためメンタル的にもフィジカル的にも良いはず。
アメリカの新リーグを選択する選手が増えているのはそういった理由もある可能性が。
アメリカのリーグにも注目したい。

マグリオ

ミドルの主力19番マグリオ選手は、今期第1週から出場しており、ブロックポイントは3週目途中まで19ポイント(1試合あたり2.11ポイント)です。

マグリオ選手もバンライク選手と同様、トルコリーグで活躍しており、
ベシクタシュから25/26は格上エジザジュバシュ・ダイナビットへ移籍です。

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名将グイディエッティ新監督の就任

ジョヴァンニ・グイディエッティ(Giovanni Guidetti)新監督(1972年9月20日生/52歳)は、
今年2025年からカナダ女子代表チームの監督に就任しました。

イタリア出身の世界屈指の名将で、
ブルガリアから始まり、ドイツ、オランダ、トルコ、セルビアの代表監督を歴任してきました。

トルコのバクフバンクの監督としても長きにわたり貢献しており、
24/25もトルコリーグでバクフバンクを優勝に導きました。
欧州チャンピオンズリーグやクラブ世界選手権では何度も優勝しています。

ここまで、カナダ女子チームは2勝ですが、
8月の世界選手権や来期以降はチーム力の底上げの結果がさらに明確に見えてくることと思いますので、今大会敗戦が続いていますが
今後のカナダチームに注目したいところです。

第1週目
ブルガリア 3-2 〇
オランダ 1-3 x ←今年もオランダに敗戦
日本 0-3 x
セルビア 3-2 〇

第2週目
韓国 2-3 x
トルコ 0-3 x
ブラジル 0-3 x
ベルギー 2-3 x

第3週目
ドイツ 2-3 x
中国
アメリカ
タイ

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まとめ

カナダ女子は2024年のネーションズリーグでパリ五輪出場を目指しましたが、
世界ランク10位で惜しくもオリンピック出場を逃した経験をしています。

現在VNL2025開始前世界ランキングは8位。

あらゆる国の代表チームで結果を残してきたグイディエッティ新監督の下、
ロス五輪に向けて始動しています。

昨年チームの司令塔だったグレイ選手は欠場、
バンライク選手も第1週のみの出場となりました。

代わりにチームを支えてきたのが、
OHジョンソン選手やミトロヴィッチ選手に加えて若手選手のOPスムレク選手ら。
守備の要であるマグリオ選手は健在です。

オランダとカナダのような戦いがまた見てみたい!


📝他国女子代表メンバー

📝2025年他国男子バレー代表メンバー:

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